最近、若い人を中心に外国に対する興味が少なくなり、留学離れについて議論されるようになってきています。

私の母校でも私が学生であった時は留学希望者が多く、行きたくても交換留学に行けない人がいるほどでありました。

しかし最近の統計を見ると当時人気のあった英語圏の学校すら定員割れしています。当時は姉妹校の数が留学希望者の数に足らず、交換留学したくてもいけない人が多かったのに、今では学校数も留学プログラムも充実されたのに皮肉にも供給過多になっています。

当サイト『スキルアップにつながる中国留学』をご覧の方は少なくとも留学に興味を持っている方なので、留学の魅力についてご紹介したいと思います。

私は、90年代のバブル崩壊後、一向に景気が良くならない日本経済の未来を考えると、原点回帰し、戦後製造業を中心に輸出に力を入れたように再度海外とのビジネスを模索していかなければ内向きになっても人口減少、少子高齢化の日本市場に明るい未来は期待できないと思います。

何を輸出するかは戦後とは経済状況、時代も異なるので変わってくると思いますが、日本は資源がない国には変わりないので、日本市場が小さくなれば海外から稼いで来なければ豊かな生活はできないです。

また、私が就職活動をした時は留学ブームで長期休暇時の短期も含め多くの学生が留学経験を持ち、就職活動時に留学経験をアピールするのであまり強みにすることができませんでした。

しかし現在のように海外離れ、留学離れが進めば留学経験は就職時に大きな武器になることは間違いありません。

ユニクロ、楽天をはじめ社内公用語を英語にする会社が出てきたように多くの企業が生き残っていくために海外に目が向いています。その中で日本人の考え方を持ち、しかも外国の文化も理解できる人材は重宝されます。

私の経験ですが、中国留学、オーストラリア留学したおかげで、多くの国の人と知り合うことができました。そして仕事を始めても更に外国の人と知り合うことができ、世界にある人脈の輪が大きな機会を与えてくれています。

留学して10年以上経ちますが、今まで留学しなければよかったと思うことは1度もありません。逆に時間を割いて留学して本当によかったと思っています。
多くの方が留学に挑戦されることをお勧めします！！